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2022.08.02 暮らし方住まい方

トイレの窓

トイレの窓

 

汲み取り式から水洗へ、和式から洋式へ、家の外から中へと

ここ数十年でずいぶん変化してきたトイレ。

「御不浄」などとも呼ばれるトイレは、現代の清潔な住宅の中で最も汚れや臭いが気になる箇所なので、特に清潔さを保つような改良はたくさんされてきました。

そしてまだまだ進化中です。

そんな中、従来トイレに必ずあるといっていいものが近年無くなりつつあります。

それは、「窓」です。

 

そもそも窓は換気をしてこの臭いを外へ出すことを目的に設置されていました。

また、照明器具が発達していなかった頃は、日中だけでも外からの光を取り込むためにつけられていたかもしれません。

しかし、近年主流のウォシュレット便座には、ほとんどのモデルに「脱臭機能」がついています。

排便直後の臭いなどはそもそもこの機能でずいぶん改善されております。

照明も、LED照明器具の明るさで十分です。

(トイレに強い明かりが必要かどうか別として)

 

そんなわけで、照明器具も便座も高性能になったことで、窓は必須ではなくなってきました。

 

特に弊社の新築住宅では、常時床面から換気されていますし、窓を開けることによって外からの冷たい空気(冬場)や暑い空気(夏場)が逆流してきてしまいます。

また、窓は防犯的にも欠損となる箇所です。

開けっ放しになりやすいトイレやお風呂の窓は空き巣の侵入経路となる可能性があるので、弊社では積極的にはおすすめしていません。

(ちなみに最近のお風呂もよく乾きますので窓での換気は不要です)

 

窓がいらないおトイレは、窓枠にホコリもたまらないし、ガラスも汚れないし、これだけでお掃除の手間が一つ減ります。

 

住宅を考えるときに、

「そこにあらねばならない」

というものは特にありません。

設備や機能は時代とともに変化していきます。

柔軟に思考して、より良い暮らしを手にしていきましょう。

 

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